資料のページの内容

このページでは、

テレビ電話活用促進パンフレット

テレビ電話支援会の運営マニュアル

などを公開します。

これらを参考に、 皆さまそれぞれテレビ電話支援のネットワークを立ち上げてくださることを期待しています。

テレビ電話活用促進パンフ

最近は核家族化がますますすんでいます。さらに、高齢者になると、友 人が減る、身体の不調で外出の機会が減ってきます。その結果、人と話 す機会が減り、孤独感を感じることが多くなります。会話の機会が減ると、 意欲が低下したり、考えの範囲が狭まったりします。周囲から身体や記憶 の衰えを指摘されることも少なくなります。   現在、多くの高齢者が介護保険でディサービスなどに通っています。 会話や運動の機会が保てる良い制度です。しかし、今後は財政不足か ら、介護保険のサービスの低下が予想されています。 幸い、現在は家にいながら、しかも友人らと顔を見ながら話せる、テレ ビ電話の技術やサービスが急速に発達してきました。無料で使えるものも たくさんあります。是非これを積極的に取り入れ、シニアライフを会話の機 会にあふれた、楽しいものにしてゆきましょう。このテレビ電話は会話のみ ならず、見守り、運動や介護者グループ相談などの活動にも使えます。 残念ながらせっかくの技術がありながら、テレビ電話はいまだ高齢者支 援に十分に使われていません。このパンフレットはテレビ電話が簡単で、 楽しく、有効であることをお伝えするものです。そして、本人や介護者のみ ならず、医療/介護関係者、当事者団体、そして行政にもテレビ電話の活 用を勧めるものです。

以下 のパンフは16ページあります。特に、受信時自動応答機能の設定の仕方、認知症の家族の感想などが有意義です。

目次

第1章 テレビ電話とはどんなもの?

テレビ電話って何?

テレビ電話の使い方や料金は?

高齢者には操作ができないのでは?受信時自動応答機能の使いかた

テレビ電話ならではのメリットは?

テレビ電話の会話の効果は?

どんなテレビ電話アプリやソフトが良いの?

第2章 テレビ電話支援会の紹介

第3章 テレビ電話会話の感想 

第4章テレビ電話の応用

運動の促進

地域の連携や共助関係の育成

テレビ電話飲み会や食事会

見守りや生活支援に

遠隔支援の市販機器

第5章 最後に

テレビ電話支援団体を立ち上げたい人に

高齢者施設などの利用者とのテレビ電話会話

テレビ電話支援を広げるために:行政への要望

文献と資料

本文は以下の「詳しく見る」をクリックしてください。

運営方法の公開

利用者向けマニュアル

以下を印刷したい場合は、一番下の「詳しく見る」をクリックしてください

会話ボランティアがシニア(高齢者)の気持ちを受けとめながらお話を伺い、前向きな気持ちになれるよう応援します。ご家庭のパソコン(スマホ)やタブレットと、インターネットを使って1回約30分の会話をします。パソコンがまったくできなくとも、ご安心ください。設定などのお手伝いを致します。

ボランティア側からの発信で自動的に開始できますので、利用者側は操作不要です

 (以下の*参照)。利用料は無料です。

*スカイプの「着信時自動応答」機能を使えば、ボランティア側からの発信で、自動的に会話を開始できます。また自動で終了できるので、パソコンが使えなくても利用可能です。

・会話ボランティアとテレビ電話で会話をし、利用者に心理的な安定を得ていただきます。
・元気がなくなってきた方、記憶力が低下してきた方、会話が少ない方などのシニアが対象です。
・パソコンとインターネット回線を使うことで、自宅に居ながら、相手の顔を見て会話が楽しめます。

なお、スマホのライン (LINE) などを使用したい場合は、お申し出ください。

・会話ボランティアは利用者の話をじっくり、肯定的に聞くなどの講習を受けた方です。

・昔の写真などを見ながら「回想法」的な会話を楽しむこともできます。「回想法」とは、過去の懐かしい思い出を語り合ったりすることで、心理状態を安定させるものです。このため高齢者ケアなどによく利用されています。

「利用するには」
 本利用開始までは以下の通りです。
(申し込み) 申込書に利用希望者が現在のパソコンや通信環境などを書いて、申し込みます。
(設定)  利用者やご家族がパソコンにテレビ電話ソフト(スカイプ)などの設定をします。困難な場合には事務局にご相談ください。
(登録) 担当の会話ボランティアを事務局より連絡をします。
(利用開始) 振り込み用紙で料金を前納して頂いたあと、定期的に会話を開始します。
「利用までの詳しい説明」
(申し込み)・後述のホームページから「申込書」を印刷してFAX、電話、またはメールでお申し込みください。申し込み先は後記の事務局です。
(設定)・・・パソコンに無料テレビ電話ソフト「スカイプ」をインストールして下さい。インストールの方法は後記をご覧ください。うまくできない場合は、事務局にご連絡下さい。パソコンボランティア(電話相談)が電話でお手伝いします。または民間のリモートサポートサービスをご利用ください。
パソコンボランティア宅の近隣(千葉県市原市五井)であれば、出張にて、ご説明やご相談をお受けいたします。
(お試し会話)・担当の会話ボランティアが決まったら、事務局より連絡をします。その後、その会話ボランティアより電話をかけます。

実際の会話日などは、その会話ボランティアとご相談ください。あらかじめ電源が入れてあれば、テレビ電話がすぐに開始できます。着信時自動応答の設定にしてください。

不明の場合は後記のパソコンボランティア(電話相談)まで。それ以外、利用者側の操作は不要です。(その他) ◆会話ボランティアとの会話は通常1対1ですが、利用者が多い場合は複数(上限は利用者3人まで)で行うことがあります。複数の場合、時間は30分延長し、約1時間とします。

◆会話の頻度は週1回から月1回まで、ご都合に応じます。ただし、ボランティアの人数の関係でご希望に応じられないこともあります。
◆会話の実施日時の履歴、会話の盛り上がり度、利用者の様子などをお知りになりたい場合は事務局にお尋ね下さい。会話の記録表などをお見せします。
◆パソコンボランティア(電話、出張)などによる設定の際、パソコン本体などに物理的損傷がおきた場合には、ボランティア保険の範囲で対応します。ただし、データ破損、ウイルス感染、インストール後の動作不具合などのソフト面での障害がおきた場合は、保険の対象とならないため、対応しかねます。あらかじめご了解ください。
◆テレビ電話やパソコンが不調の時は、後記のパソコンボランティア(電話相談、または出張)にお問い合わせください。これらでも対応できない場合は、お近くの専用の業者に設定や修理依頼を出して下さい。
◆中止希望の方は電話、FAX、メールでその旨、事務局にご連絡下さい。
◆担当の会話ボランティアは3,4カ月に1回、原則として交代します。
◆会話ボランティアの数が足りない時は開始をお待ちいただくことがあります。または、お断りする時があります。
◆諸般の都合により、この事業は中止する場合があります。
◆利用者に粗暴な言動がある、会話が成り立たない、会話でご本人のストレスがかかる、会話ボランティアがいない場合などは、こちらからお断りすることもあります。
◆長期入院病養等で出来ない場合や、ご不明な点は事務局までメールでご連絡下さい。
 
「申し込み先・お問い合わせ・連絡先」
◆ テレビ電話支援会 事務局(鈴木)
メール
[email protected]
        
◆           パソコンボランティア(電話相談)連絡先
浜詰靖博090-9951-7404

以下は、ボランティア向けマニュアルです。スカイプやonedriveのインストールの方法、傾聴の方法、パソコンボランティアへの問い合わせなども含みます。

会話ボランティア向け

マニュアル 

元気がなくなってきた方、記憶力が低下してきた方、会話が少ない方などのシニアの方と、テレビ電話(スカイプ)を使って、会話をしていただきます。週に1回30分間が目安です。ぜひ、私たち支援会の趣旨にご賛同、ご協力をお願いいたします。自宅に居ながらできるボランティアです。パソコンに不慣れな方は、できるようになるまでお手伝いします。

なお、スカイプの「着信時自動応答」機能を使えば、ボランティア側からの発信で、自動的に会話を開始できます。また、自動で終了できるので、利用者側がパソコンを使えなくても利用可能です。

シニア向け テレビ電話支援会の活動

2015年10月より、活動をスタートさせました。シニアの方々は、会話ボランティアさんとお話しをすることで、心理的な安定を得ていただいております。

【事務局・お問い合わせ先】

テレビ電話支援会 事務局(鈴木)

メール [email protected]

インターネット、「テレビ電話支援会」を検索、参照してください。

必要なもの

パソコン(カメラ付きパソコン、無い場合にはWeb外付けカメラ)、インターネット環境。

スマホのライン (LINE) などを使用したい場合は、お申し出ください。

会話ボランティアの活動の大まかな流れ

①    申込書に必要事項を記入し、事務局に提出してください。

②   事務局にて登録後、お電話かメールにてご連絡をいたします。

③  まず初めにパソコンで「スカイプ」を使える環境にしてください。(*1参照)

無事に「スカイプ」設定が終了しましたら、事務局にご連絡ください。

④    「利用者の話を肯定的に聴くため」、「認知症について」の無料講習を、遠隔で受講していただきます。

(*2参照)

⑤   上記の無料講習が終了しましたら、パソコンで「OneDrive」を使える環境にしてください。

無事に「OneDrive」設定が終了しましたら、事務局にご連絡ください。(*3参照)

⑥  「スカイプ」「OneDrive」を使える環境にできない場合は、パソコンボランティアが電話にてサポートしますので、事務局にご連絡ください。以下の⑦-⑩も含めて、事務局にご遠慮なくご相談下さい。

⑦  担当するシニアの方を事務局から紹介します。その方に連絡の電話をし、会話をする日程時間などを決めてください。

⑧  会話が終了しましたら、その都度、OneDrive上のフォルダー「テレビ電話会話グループ」 内の「利用者実績表」、「ボランティア活動時間集計表」に時間と内容など必要事項を記入してください。

⑨  原則として3、4ヶ月ごとに担当の利用者を替えます。事務局からご連絡いたします。

⑩   基本的には会話ボランティア1人に対し1名のシニア利用者さんを担当していただきますが、場合によっては2~3名を担当していただく場合がございます。ご相談させてください。なお、複数を対象に話す場合には、会話時間は1時間となります。

⑪   2か月に一度、会話ボランティア、事務局、パソコンボランティアなどが、テレビ電話で会議を開いて、連絡や困りごとなどを相談しています。 

保険について

千葉県市原市の社会福祉協議会のボランティア保険に加入してもらいます(無料)。

加入のために、住所、電話番号、生年月日をお尋ねします。

 

「スカイプ」のインストールについて
スカイプとは

スカイプとは無料で電話やテレビ電話などができるソフトウェアで、スカイプ同士なら世界中どこでも無料で利用することができます。パソコン、スマホなどで利用できます。


・      「スカイプ」を使える環境にする方法
①  スタートメニューの「Skypeを手にいれよう」または「Skype」のアイコンをクリックする。スタートメニューにアイコンが見つからない場合は、インターネット画面の検索欄に「Skypeダウンロード」と入力して検索してみてください。
②  Skypeダウンロードの画面が表示されるので「Skypeをダウンロード」をクリックする。 
③  表示されるメッセージに従い、操作を続ける。
④ Skypeサインイン画面が出たらサインインと設定をする。
⑤ サインインをする時に「Microsoftアカウント」「パスワード」が必要になります。
*パソコンを購入されたときに最初に設定されたアカウントとパスワードを使う。
*アカウントをお持ちでない場合には新規に作成ができます。
⑥ 以下、画面の指示に従い設定する。
 
・テレビ電話支援会でのスカイプ利用方法
シニアの利用者さんもスカイプが使える環境です。毎回の会話は、スカイプのテレビ電話で行っていただきます。テレビ電話は複数で会話ができますので、困ったことがあれば、事務局やパソコンボランティアとテレビ電話で相談を受けることも可能です。

 

※2)利用者の話を肯定的に聴く方法を

紹介します

・肯定的に聴くとは
①   ありのままを受け入れる
自分の意見や価値観は脇に置いておき、ありのままを無条件に受け入れます。
②相手の話に、反論、否定しない
自分の価値観から大きく異なる他人の価値観に触れたとき、反論、否定したくなります。でも、そうすると共感して素直に話を聴くことができなくので、「あ!そういう考えもあるんだ!」とまずは相手の話を尊重しながら聴くと、円滑に進みます。
③「でも」で始まる話し方は、、、
 「でも」という言葉を使うのは多くの場合、相手のいうことを否定し、自分の意見を押し付けることになりがちですので、気を付けましょう。
④相槌を打ち、頷く
*相槌は相手の話を聴くときの最良のスキルです。同じ「そうですか」だけではなく、「なるほど」「へえー」「そうですよね」などのバリエイションがあるとさらに良いです。
*頷くのも相手の話に合わせて要所、要所で心から行うと大変効果的です。
⑤相手の言葉を繰り返す
「朝から疲れた」との相手の言葉に対しては、「そんなこと言わずに元気だして」というよりも、「今日は朝からお疲れなのですね」と相手の言葉をそのまま繰り返すと良いようです。
言葉を繰り返されると「気持ちを理解してもらえた」と感じ、安心していただけます。
 
・「肯定的に聴く」方法の講義について
 登録後、1時間半ほどのスカイプで、当会の熟練ボランティアから講義(無料)を受けていただきます。日時などは、事務局とご相談ください。


上記講習会の終了後、別の日に、「認知症について」の講義(もの忘れ外来のリハビリ担当者、言語聴覚士)を受けていただきます。

 

※3)「OneDrive」について

・OneDriveとは
複数の方と、同じ書類をパソコン上で共有することのできる機能です。テレビ電話支援会ではOneDrive上にて、会話ボランティアさんと他のボランティアさん、事務局との間で、実績表、議事録、マニュアルなどの書類を共有し、どの方にも、閲覧・編集などができるようにしています。
・インストール方法
①  Windows8.1または10のOS搭載のパソコンは購入時にインストールされています。
② スマホのライン (LINE) などを使用したい場合は、お申し出ください。


・テレビ電話支援会の資料の共有化
ボランティア登録後、事務局からお届けのメールアドレスに「招待メール」を送ります。この「招待メール」を確認していただくと、テレビ電話支援会の資料が共有化され、自由に閲覧や記入ができるようになります。
①   ボランティア活動開始前にパソコンボランティアからOneDriveフォルダーの共有開始可能となるメールを送信しますので設定する。設定に際してはスカイプの共有画面を使いご説明いたします。
②   このフィルダーを確認していただくと、テレビ電話支援会の資料が共有され、自由に閲覧や記入ができるようになります。
 
・OneDrive上の共有書類と会話ボランティアさんの記入作業
現利用者フォルダー:利用者さんごとの実績表(毎回の会話後、時間、内容などの簡単な記入をお願いします)
利用者さんごとの引き継ぎ表(約4か月に1回、担当が変わる際に必要事項の簡単なご記入をお願いします)

★上記の*1)や*3)で困ったときは

パソコンボラと相談

スカイプやOne Driveのインストールがうまくできない場合は、民間のリモートサポートサービスをご利用ください。

または以下のパソコンボランティア(電話相談)が電話でお手伝いします。パソコンボランティア宅の近隣(千葉県市原市五井)であれば、出張にて、ご説明やご相談をお受けいたします。

パソコンボランティア浜詰靖博090-9951-7404、または事務局まで、ご遠慮なくご相談ください。 

このマニュアルは以下をクリックして表示すれば、印刷できます。

利用者マニュアルを印刷したい場合は以下をクリックしてください。